パワーストーンブレスレットとして人工石を身に着けるのは大丈夫?加工石と天然石の違いも解説

よくショッピングモールのパワーストーン屋さんや、観光地のお土産屋さんで売られている安価なパワーストーンブレスレット。なかには、ガラス玉、ビーズなどが天然石と同じように並んでいて、見分けがつかないことも有ります。

そこで今回は、パワーストーンブレスレットとして人工石を身に着けるのは大丈夫なのか、そして加工石と天然石との違いはなんなのか、という点について解説していきます。

恭子先生、先日お土産屋さんでかわいいブレスレットを買ったんですが、
これは人工のものでしょうか?身に着けていて身体に影響はありますか?

どのような素材でできているか、によるね。ただし、石の組成がないものはエネルギーを発しないから、大きな影響が出ることはないと思うわ。

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パワーストーンと呼ばれているものには○○も混じっている

実は、ショッピングモールやお土産屋さんで売られているパワーストーンのなかには、石の組成を持ったものだけでなく、プラスチックやガラス玉、ビーズなどで作られたものも存在します。そのため、パワーストーンブレスレットと思って買った商品が「実はガラスでできていた」「石の組成を持っていない」ケースもあります。

しかし、石にあまり詳しくない方がそれを判別するのは至難の業です。親切なショップでは、ガラス、ビーズと表記している場合もありますが、単に陳列されているだけでは判別するのは難しいでしょう。

石の組成が無いものはそもそもパワーがない

ガラス玉やプラスチックなどは、安価であるほか、見た目がキレイなことも多く、惹かれてしまう方も多いです。そのため、自分の購入したブレスレットについてパワーやエネルギーを気にすることもあるかもしれません。

とはいえ、ガラス玉やプラスチックは石ではありませんから、エネルギーを発することはないのです。エネルギー体ではないので、身体への影響を気にする必要もないでしょう。石の組成のないものは、オシャレなブレスレット感覚でアクセサリーとして着けることをおすすめします。

石の組成がないものは、シルバーやメッキのブレスレット・ネックレスのようにおしゃれ感覚で持てばいいんですね。

そうね。お店に出回っているものの中には、模造石、人工石、プレスチックなど、いろいろなものがあるので、パワーストーンブレスレットとして身に着けたいのであれば「安すぎる」「何か違うかも」と思ったものには手を出さないほうが無難かもね。

本物は価格的に100円ショップでは売れない

最近では、パワーストーンブレスレットのようなものが、百円ショップでも売られています。しかし、パワーストーンブレスレットの作り方を知ると「本物は価格的に100円ショップでは売れない」ことがお分かりいただけるでしょう。

実は、ブレスレットの作り方は2種類あります。

1:お土産屋さんや、パワーストーン屋さんなどで売られている価格が著しく安いもの

お土産屋さんやパワーストーンのお店では、加工石を販売していることも少なくありません。水晶、ローズクオーツ、瑪瑙といった表面がツルンとしていて、ツヤツヤしているものは、基本的には「砕いて加工している」ものです。よく出回っているので「ベーシックストーン」と言われます。

これらは、石の組成を持ってはいるものの、一度砕いて固めているので、パワー的には強くありません。ただし、偽物ではないので安心してくださいね。こうした石は大きな削りだしの石ではないので、安価で手に入りやすく、パワーが小さいのが特徴です。

2:大きな石から削りだされた石

本当のパワーストーンと言われるものは、大きな原石を丸などの形にくり抜いて作られています。たとえば、パワーストーンブレスレットによく使われる10ミリの丸玉を作るには、それに相応しい大きな石が必要です。1粒何十万という価格に驚かれることがあるかもしれませんが、それは1粒の石をくり抜いて作るのに大きな労力やコストがかかっているから高額になるのです。

そして、削りだしの石は加工石のように表面がツルツルしておらず、キズが付いていることも多々あります。これは、価値が低いのではなく、むしろ大きな石から削りだされた「ナチュラルの証」です。

こんなに違いがあるとは驚きました。違いを知ると、いかに天然石が貴重なものであるかがわかりますね。

加工肉(ベーコンやハム) をイメージすると分かりやすいよ。加工肉もお肉であることには変わらないけど、松坂牛や尾崎牛みたいな味わいはしないし、パワー(栄養価)も違うよね。本物にはそれだけエネルギーが詰まっているということなの。あとワインのように、産地が特定されていたり、数が限られていたりする(希少価値が高い)ストーンも高値で取引されることが多いわ。

パワーストーンは「安さ」で選ばない

パワーストーンが好きな方の中には、選ぶ基準が「自分の手の届きやすい値段であること」になっている場合もあるのではないでしょうか。

しかし、先述したように石は産地・希少価値・原石のパワーなどもひっくるめて価格がつけられています。だから「安いから買う」というのはオススメできません。ちょっと無理してでも、高価な石を購入してみると、パワーも大きく感じられるでしょう。

ちなみに、ベーシックストーンとレアストーンを見分ける方法は、次の通りです。

〇ベーシックストーン:ほぼ加工石であり、ショップで気軽に買うことが出来る

〇レアストーン:削りだしの石で、数が取れないため、店頭に大量に並ぶことが無い(ケースなどに入れられていたり、奥にしまわれていたりする場合もあります)

ぜひこれらの知識をパワーストーン選びにも活かしてみてくださいね。

ベーシックストーンとレアストーンの見分け方まで教えてくださってありがとうございます。今度ストーンショップに行った際には、石を注意深く見てみようと思います。

パワーストーンの裏側まで知ると、より愛着がわくよね。このお話に興味を持ってくれた方は、ぜひパワーストーンのことをもっと深く学んでみてね!

パワーストーンとの付き合い方、レアストーンとベーシックストーンに関するお話は、こちらのInstagramでも詳しく聞けます。

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